アンジャッシュの渡部建さんの不倫報道が日本中を駆け巡って早半年。
妻の佐々木希さんや相方の児島一哉さんが頭を下げる中、当の本人は一切表に出てこず逃げ回っている印象ですが、今日になって渡部さんが会見を予定しているとのニュースが飛び込んできました。
なぜこんな時期に…
「散々逃げ回っていて何を今さら…」と大半の人は思うでしょう。
私も思っています（苦笑）。
なぜ今さら会見なんか…その理由は半月前の報道にありました。
11月の半ば、年末の恒例番組となった「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」に渡部さんが出演するという情報が飛び交い、報道直後から日本中からブーイングの嵐。
見たくない、出てきたらテレビ消す、顔見たらトイレがチラつく…等々、それはそれは散々な言われよう、そしてすごい嫌われっぷり。
そして矛先は本人だけでなく、テレビ局にも飛び火しました。
キャスティングするテレビ局にも問題があるのではないか________。
すでに収録済みとのことで、相当な数の視聴者から否定的な反応がある彼を本当に出演させるのかどうかも注目されていました。
番組スタッフ、テレビ局、スポンサーなど、自分のせいで多方面に迷惑がかかるのを極力抑えようとようやく会見に臨むことに決めたと思われます。
謝罪会見が世間に受け入れられるのか
会見は「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」のスタッフやテレビ局、スポンサーに視聴者からの攻撃が向けられないように仕組まれたものでしょう。
さらに、半年ぶりのテレビ復帰がダウンタウンの後ろ盾でようやく叶いそうなときに出演部分がカットされるようなことになれば、事実上引退という悲惨な目にも遭いかねない、という焦りもあるのかもしれません。
渡部さんの周りにいた人達の証言では「自分(渡部さん）のことをイジってくる人間が大嫌い」「ステイタスの有無で対応がかなり違う」「自らかっこ悪いことは絶対にしないタイプ」との声もあるので、今回の会見は彼のポリシーに反して行われることになるのでしょう。
どのような会見になるのかはわかりませんが、今の段階では謝罪会見をしたところで風向きは変わらない若しくはさらにキツくなるのではないかと思われます。
・今まで隠れてたのに、ガキ使に出演する事になって放送の為に会見開く訳か。
結局、自分本位なのは変わってないな。普通は順序が逆、謝ってから復帰を模索するもの。既に収録済みとかありえない。・もし本当にガキ使に出れたとしてもその後はないと思います。今会見されてももう遅すぎる。しかも出演情報が出た後ってのがまた、しょうがないから会見やる感じがあってさらに好感度が下がる。
・無期限休業する際に説明すべきだったと思う。やることなすことすごくセコい！
・世間が熱を帯びている間は雲隠れして、もう世間は騒いでないからと勝手に収録している時点でこの人はズレまくっている。見たくないんだ、世間は渡部を。
Yahoo!ニュースコメント欄より
これらのような批判的なコメントが大多数寄せられています。
会見を開くことで視聴者の目を柔軟なものに変化させる力が彼にはあるのでしょうか。
私はないと思います。なぜなら自分のことしか考えられないから。
今回も「ガキ使で復帰したいがため」だけの会見で、視聴者から共感の得られるものにはならないだろうと思っています。
謝罪会見の失敗事例は意外に多い
同じく不倫でバッシングを受け、今も世間から受け入れられているとは言い難いベッキーさん。
彼女の会見は芸能人の謝罪会見の中でも失敗の代表格です。
内容がクライアントに向けてのみの謝罪だったことで目の前にいる報道陣や視聴者から冷たい視線を向けられた挙句、まるわかりな嘘をつく始末。「友達です」って言ったところで世間の9割9分が「嘘だな…」と気付いてしまっています。
そして何より「質疑応答なし」だったこと。
聞かれたら困ることがあるんです！と言ってるようなもの。
一方的な謝罪会見（ホントに謝罪してるのか？）は心象は悪く、いまだにあの騒動が尾を引き、風当たりは厳しい状態です。
他にも失敗例として、野々村議員の号泣会見、船場吉兆の女将のささやき会見、吉本興業のパワハラ問題での社長の会見など、たくさんの失敗例があります。
何となくですが、渡部さんの性格だとこのあたりもきっちりリサーチして、どうすれば少しでもいい印象に持っていけるかを熟考していそうですけどね。
テレビに出たい渡部さんと見たくない視聴者。
話題性が欲しいから使いたい番組プロデューサーと絶対に見たくない我々視聴者。
この乖離にテレビ関係者は気付いているのでしょうか。
現時点で会見の日にち、時間、場所等は一切不明ですが、今週中に行われるとのことなので続報を待ちましょう。
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