西村大臣「お札のウイルス1週間生きる」。条件によっては1カ月感染力保つことも。

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先ほど西村経済再生担当大臣がTBSの番組に出演し、お札に付着している可能性のあるコロナウイルスについて注意喚起をしました。

 「お札についたウイルスというのは約1週間生きているんです。ですので、お金が世の中回ってきて自分のところにきますけれど、1週間分の人の誰かがウイルスがあればついていることがありますので」(西村大臣)

人から人へとどんどん流れる紙幣にコロナウイルスが付着しているかもしれないことに触れ、キャッシュレス決済の推奨や、現金を触った後の手洗い消毒を呼びかけていました。

そこで一つ疑問が。

お札についたウイルスって1週間経過すれば完全に消滅するのでしょうか??

調べてみたところ、オーストラリア連邦科学産業研究機構研究機関が昨年度に興味深い研究結果を発表しています。

それは、

・温度が20℃ ・湿度50% ・暗い場所

という条件がそろったとき、紙幣の表面や携帯電話の表面のプラスチックなどでは少なくとも28日間、感染力を保った状態で新型コロナウイルスが存在し続けるというもの。

周囲の温度が上がるにつれウイルスの生存時間は短くなり、30℃で21日間、40℃では24時間ほどだったということです。

紫外線や日光からの影響を省いた状態で実験をしているため、実際にはもう少し短い期間でウイルスが消滅することも考えられますが、お札に付着したコロナウイルスが一定期間生き続けていることには変わりありません。

※コロナウイルスは紫外線で死滅することが証明されています。

実生活とはかけ離れた条件(暗室での実験)での結果のためこの研究結果に疑問を投げかける研究者もいますが、注意はするに越したことがないので紙幣を触った後はせっけんできちんと手洗いをしましょう。

 

ちなみにですが、新型コロナウイルスが付着しているかも…と、お札をレンジで消毒するのは危険です。

中国でこの方法をやった方がいらっしゃるそうで、お金が黒焦げになったそうな…。

危険危険💦💦

皆さんくれぐれも真似しないようにお願いします(苦笑)。

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