かつて大空を縦横無尽に飛び回っていた飛行機が役目を終えて眠る場所。
アメリカのモハーヴェ砂漠は使用済み飛行機のベッドと化しています。
モハーヴェ砂漠のある場所はアメリカ南西部。
カリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがる広大な砂漠で、航空会社が手放した旅客機が次の買い手が見つかるまで保管されるモハーヴェ空港が有名です。
参照:https://flyteam.jp/photo/3019998
これだけの数の飛行機が所狭しと並んでいる姿を見るだけでも圧巻です…。
参照:http://1400east55th.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/mojave-air-and-.html
これらの飛行機がかつて大勢のお客さんを乗せて世界中を飛び回っていたんだなぁ…と思うと感慨深いものがありますね。
ここの飛行機は、新しい買い手を待っているだけではなく、まだ使えそうな部品を再利用するために置かれているものもあるそうです。
しかし、ここへ来た飛行機が再び大空を飛び回ることはレアケースのようで、モハーヴェ空港は別名「飛行機の墓場」とも呼ばれています。
参照:https://news.livedoor.com/article/detail/14387149/
大型飛行機が…。切ない…。
出番を終えた飛行機が1000機以上、ここで解体されるのを待っているんだとか。
中にはこの写真のような痛々しいものや、きれいに前後に切断されたものも。
この場所は映画の撮影場所としてもよく利用されるそうで、映画のファンや世界の航空機ファンが多く訪れるそうです。
見学ツアーもあるようで。
こんな光景なかなか目にすることができないので、機会があればぜひ行ってみたいなぁと思っています。
ここへ行くとすると、羽田からロサンゼルスまで行き(約10時間のフライト)、ロサンゼルスからは車で約2時間ほど(約170㎞)でモハーヴェの街に到着することができるようです。
ロスから行ける距離で言うと、パームデールという街にあるジョー・デイヴィス・ヘリテージ・エアパーク(Joe Davies Heritage Airpark)という引退した軍用機や民間飛行機が展示されている施設もオススメ。
ジョー・デイヴィス・ヘリテージ・エアパークのパンフレット(PDF)を見る
なんとここは入園料が無料で、世界に2機しかないスペースシャトルを輸送する飛行機も展示されているんだとか。
2014年に役目を終えて、今は航空機ファンを楽しませてくれています。
貴重なB747型機。尾翼にNASAのマーク。カッコいい☆
参照:https://flyteam.jp/photo/1348862
ここへ行くのはロサンゼルス空港からモハーヴェ空港に行くより近い。
イメージとしてはモハーヴェ空港に行く途中にある感じ。
大体の位置としては…
ロサンゼルス国際空港から車で北に約1時間30分かからないくらいでジョー・デイヴィス・ヘリテージ・エアパーク(Joe Davies Heritage Airpark)に到着できそう。
で、モハーヴェ空港に行くとするならそこからさらに北へ進んで…。
ヘリテージ・エアパークからは約40分ほどで到着の模様。
全体で見たほうが分かりやすいかな。
こんな感じ。
ザックリしすぎ!?
まあとにかく、ロサンゼルス国際空港からそんなに負担がかからない距離に面白いところがあるよ!ということです。
航空機好きであればどちらも行きたいですよね!
乗り物大好きなお子さんがいらっしゃるのなら親子でたっぷり満喫できちゃいそうです♥
ぜひご検討あれ!!
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