木目込(キメコミ)という言葉をご存知でしょうか。
型に細く筋を掘り、そこに布の端を入れ込んでいく技法をそう呼ぶのですが、これを見事に活用したアートが今国内外で注目されています。
木目込アートを手掛けるのは、イワミズアサコさん。
ファッションデザイナーを経て、2008年にアーティストに転身。
「木目込人形の技法を自分のアートに生かせるのではないか」とのアイディアから、独自で研究・開発した「木目込アート」を2016年より手掛けるようになりました。
その作品がこちら。
な、なんですか、これは…。
現代的なポップな感じもありつつ、昔の日本を彷彿させるようなしっとりとした雰囲気も残しつつ…。
色使いや生地から彼女のセンスが溢れ出ていてすごく素敵。
私はこのアートをさっき(1時間くらい前…)テレビで知ったのですが、久々に心動かされるものを見させてもらった気がしました。
で、衝動のままにこの記事を作成している次第です(笑)。
海外旅行に行くのが好きだとおっしゃるイワミズさん。
旅行先では生地屋さんに行くのも楽しみの一つで、「お店に行くとそこで暮らす人達の生活が垣間見られて面白い」と、旅先でも生地を購入してから帰国しています。
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毎年衣服が大量に捨てられている日本の現状を知り、「少しでももの(衣服)を大切にしようと思ってもらえるといいな…」という思いと、日本の伝統や文化をアートを通じてみんなに知ってもらいたいという思いから、それまでのアートとは違う「生地を使ったアート」を始めたところ、若者にも外国人にも非常に関心を持ってもらえるようになったそう。
アジアやヨーロッパで個展を何度も開き、評判も上々です。
素敵な作品がたくさんありすぎてご紹介しきれません…。
自分にアートのセンスが全くないので、こういう作品を作れるのって本当に才能だなって感じています。
今後もますますのご活躍を期待しています!!
イワミズさんの最新情報はこちらからどうぞ↓
“HAPPY AND LOVE ARTIST” ASAKO IWAMIZU
ネットでも作品が購入できるそうです。
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