日本での普及率わずか0.02%。不測の事態が当たり前の今、もう平和ボケはしていられない。

お役立ち

日本での普及率0.02%。

これは世界の中でも最も最低の数字です。

これは一体何の普及率を表しているのでしょうか。

世界から大幅な遅れをとっている日本

この数値、シェルター普及率なんです。

日本での普及率は2017年時点では0.02%。

これは、1万人に対して2人しかシェルターに入ることができないということ。

残りの9998人は「サヨーナラー」という状態です。

 

では世界での普及率はどうなんでしょう?

                                 ※2017年時点での数値

どうです?この差…。日本の棒グラフなんてもはや見えないし…💧

何かあったときには日本人だけ大量死しそうな感じよね…。

ちなみにスイスはキューバ危機をきっかけにして2012年までシェルター設置が義務付けられていました。なのでどの家庭にもシェルターがあり、この数値に繋がっていると考えられます。

毎年毎年自然災害で大きなダメージを受け、日本上空をミサイルが度々通過している時代なのに、これでいいのだろうか…と諸外国の数値を見て心配になってきませんか?

日本は安全でいい国。

でも残念ながら現代は昔ほどそうは言えない世の中になっています。

万が一の時、あなたなら自分と家族の身をどう守りますか。

シェルターの種類とその効果

日本でも近年ようやく注目され始めたシェルター。

シェルターと言っても、種類や置き場所は様々。

具体的にどんなシェルターがあるのでしょうか。

地下埋設型

これぞ「ザ・シェルター」。

地下に埋めることで爆風や爆音を最小限に抑えられます。

平常時には部屋の一つとして使用可能。

防音バッチリなのでカラオケルームやシアタールームとしても最適です。

核シェルター

七呂建設が取り扱うアトラス・サバイバル・シェルターズ社の核シェルター

・放射性物質を遮断できる・爆発、爆風、飛散物から身を守れる

・外部の空気が細菌や毒ガス等で汚染されていたとしても、シェルターの特殊なろ過装置により内部に入る空気を限りなく無害にしてくれる
※特殊空気ろ過フィルターがないものはシェルターとは呼ばないそうです

 

参照:株式会社七呂建設 http://www.shichiro.com/

 

地震・津波シェルター

・大地震、津波、台風、洪水、竜巻などから身を守ることができる

防災用シェルター「ソトチカ」
参照:株式会社アースシフト https://www.earth-shift.co.jp/business/sotochika/

屋内補強型

地震シェルター

・大きな圧力に耐えることができるので、地震の際に家屋が倒壊したとしてもダメージを受けにくい

↑家屋倒壊実験後のシェルター外観。耐震加工した部分の頑丈さがうかがえる。
参照:一条工務店 https://www.ichijo.co.jp/news/shelter/

屋外設置型

・頑丈なコンクリートボックスで大地震から身を守れる。特殊ろ過機を設置すれば核シェルターとしても使用可能。

シェルターM305 002

参照:ワールドネットインターナショナル 株式会社 
   https://kakushelter.com/shelter-product-information-2/rescube/

注目はお手軽シェルター

シェルターというとコンクリートボックスや地下埋設構造というイメージが強いですが、そのように建設するとなると土地の大きさや費用が問題になってくるため、簡易型を売り出しているメーカーが増えてきました。

室内やガレージ、庭先などに置けるものが個人宅に導入されつつあります。

カプセル型シェルター

こちらは火山灰から身を守るためのシェルター。ガレージや庭先に設置して完了。


                               参照:https://emira-t.jp/special/8482/

 
マンションでも戸建でも室内に置ける核シェルター。核、竜巻、台風などで起こる飛来物から身を守ることができ、放射性物質等の汚染された空気も完全に防ぐことが可能。地震の際も倒壊などによるダメージから身を守ることができます。
wnishelter.h300200

参照:https://kakushelter.com/shelter-product-information-2/room-type-shelter/

耐震シェルター

地震シェルターも部屋の片隅に置けるサイズで、小さいけれど大きな圧力に耐えられ、万一の時にはこの下に潜れば落下物から身を守れるという手軽さで注目を集めています。
個人宅だけでなく、マンション住まいでも設置可能なのが人気。

エコルート「地震・耐震シェルター」タイプ1 標準タイプ【組立なし】

       参照:http://www.eco-rt.jp/5-jisin/index.htm

エアコン型シェルター

家のどこか一室に設置するだけで外の汚染された空気をろ過して安全な部屋に。

エアコンのような見た目でスタイリッシュ。マンションにも設置ができます。

レインボー36V外観 シェルター
↑イスラエル製のレインボー36型  参照:https://kakushelter.com

部屋の景観を損ねない、費用が(シェルターの中では)比較的安い、設置に時間がかからないという点でも優れモノです。

スイスやイスラエルで設置されているものは実はこれが一番多いそう。

特殊フィルターで外部の汚染物質を99.995%除去し、安全な空気だけを室内に送るというもの。部屋に隙間があったとしても部屋内部の圧力を上げることで空気の動きを室内から室外の一定方向にするため安心です。

リビングでも和室でも洋室でもガレージでもオフィスでも設置可能。設置場所を選べるのがいいですね。

テント型核シェルター

図2

      参照:https://kakushelter.com/shelter-product-information-2/rainbow-tent/

起動開始から15分ほどで放射性物質・生物化学兵器から命を守れるシェルターが完成します。

場所を問わないのでどんな建築様式の家でも設置可能。

収納場所もそれほど場所を取らずに済みそうです。

図3
参照:https://kakushelter.com/shelter-product-information-2/rainbow-tent/

津波シェルター

船と救命艇を知り尽くした専門家が開発した津波シェルター。

庭先やガレージに設置しておけば地震の直後に高台に逃げることもなく、家族でシェルターに入るだけ。

不沈構造でより安心です。

参照:https://www.mizuno-marine.co.jp/shelter/

 

おわりに

災害や近隣国のミサイルが常に気になる日本。

いつ起こるかわからない不測の事態に備えてシェルター建設を考え始めている人が少しずつ増え、現在はシェルター設備のある新築物件の売れ行きが好調だそうです。

特にコロナ蔓延をきっかけにシェルターに関する問い合わせが通常の3倍以上に増加傾向だとか。

とは言えまだまだ浸透には時間がかかりそうですが…。

気になるお値段ですが、シェルターは簡易型だとしてもかなり費用がかかります。

エアコン型で180万円~280万円。(サイズによる)

テント型でも320万円。(※購入時はメーカーに要問合せ。ご自身で価格確認をお願いします!)

地下シェルターやコンクリートボックスになるともっとまとまった料金が必要になります。

とは言え、いつ来るかわからないミサイルや大地震から家族を守るためと考えれば、決して高くない買い物であると言えるでしょう。

 

いざという時にすぐに逃げられ、使わない時は一部屋としても使えるシェルター。

命を守るため、導入を検討してみませんか。

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