TOKIOの元メンバー、山口達也さんと言えば、2018年に女子高生に不適切な行動をしたことをきっかけにジャニーズを退所、今年に入り酒を飲んで大型バイクを運転したとして道交法違反の罪で逮捕・略式起訴されました。
女子高生との事件のときもかなりの酩酊状態だったと報道され「アル中では!?」との声が当時からあったのですが、当時はジャニーズも本人もアル中であることを認めていませんでした。
今回、酒気帯び状態で大型バイクにまたがり前の車に追突、警察のご厄介になったとの報道では「ほらやっぱり…」と思った人が大半でしょう。
略式起訴された19日に、マスコミ各社にアル中を認める文書が届いたというのだから今さら感は否めません…。
参照:https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/
一部報道によると、今さらアル中を認めたのには理由があると言います。
ジャニーズ在籍中にアルコール依存症だと認めてしまうと、本人のみならずグループの印象も事務所の印象も悪くなってしまう。現役アイドルがアル中であるというのを認めたくなかったのは負のイメージがついてしまうのを避けたかったからではないか、というもの。
つまり、あくまでジャニーズ退所後にアル中だとわかり、治療を始めたという筋書きにしたいのではないのか、ということです。
山口さんは2016年に長年連れ添った奥様と離婚されています。
離婚会見の時に山口さんは「お酒の飲み方であったり…」と離婚に至った理由を話していました。
真相を知る人物は、「山口さんの酒癖の悪さに奥さんが耐えられなくなった。さすがに本人もこのままではマズイと思ったのか、アルコール依存症の治療で有名な千葉県内の病院に通いだした。そこへ行くということは、本人も周りもアル中であるということを認めていたということ」と語っています。
通い始めたのは妻との離婚後間もなくから。
ということはジャニーズ在籍中での通院であり、その事実をずっと隠していたのでは?と想像がつくため、今回のFAXは余計に「今さら感」があるのです。
山口さんが略式起訴を受けたことでワイドショーに取り上げられ、ゲストとして出演していた女優の田中美佐子さんが「兄をアル中で亡くした」と突然カミングアウトしたことが先日話題になりました。
田中美佐子、兄がアルコール依存症で…山口達也さんを心配「ものすごく怖い病気」
田中さんは山口さんと地元が同じで親交があったため、この事件が報道された際はかなり驚いたと言います。
アルコール依存症についても「誰かがいないとダメで、自分で病気だとわかっていても治らない。私は普通の病気よりはるかに重たい病気だと思うので、お酒に弱い人がなりやすい。気づかないうちになっている。脳も侵されていく、萎縮していく、ものすごい怖い病気」とお兄様と山口さんを重ね合わせるかのようにおっしゃっていました。
アルコール依存症にはいくつか段階がありますが、末期症状を調べたところ、
飲酒量をコントロールできなくなり、1杯のつもりで飲み始めても酔いつぶれるまで飲むようになります。
目を覚ますと、また1杯のつもりで飲み始め酔いつぶれるまで飲酒し、この状態を数日間繰り返します。
食事をきちんと摂らないので体調を崩します。
体調を崩すとアルコールを控えるのですが、悪夢や幻覚、不安感などの強い離脱症状におそわれるため、また飲酒を始めてしまいます。社会生活が困難になり家族からも見放されます。
遅くてもこの段階で適切な治療を行なわないと最終的には死に至ります。
肝臓病などの合併症による病死や衰弱死のほか、泥酔時の事故死や自殺などです。
とありました。
「家族から見放される」「泥酔時の事故死」など、山口さんにいくつか当てはまる点があり、すでに末期症状なのでは?と少し怖くなります。
山口さんが起こした事故は誰も亡くならなかったからよかったものの、飲酒後の正常な判断ができないような状態での運転でその程度で済んだことは奇跡に近いです。
アルコール依存症を克服することは簡単なことではないですが、お子さんのこともファンのことももう2度と裏切ることがないように、回復へ向けて一歩ずつ進んで行ってもらいたいと思います。
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