みんなの心に灯を…。九州の現役住職が描くチョークアートがコロナ禍の人々の心に温かさを取り戻す。

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この素敵な絵…。

路上にチョークで描かれていたとしたら驚きませんか??

この絵を描いた方はチョークアート絵師サトルさん。またの名を中川透冴(なかがわとうご)さんと言います。

中川さんのご実家は福岡県久留米市にある36代続いているお寺。20歳で仏門に入り家業である住職になられました。これらの絵はなんと現役の住職さんが描いているんです。

仏教の役割は人の苦しみを和らげること。絵を描くこともそれに通じるところがあるのかも。

5年ほど前から「絵を見た方を少しでも癒したい」という思いで取り組んでいらっしゃるそうで、絵にはサイン代わりにろうそくの絵を描くんだとか。

その理由を、

明かりが色んなところにあると人の心はホッとする。ご覧になった方がそういう気持ちになってくれたら嬉しい。

とおっしゃっています。

材料は10色のチョークと20色のパステル。それに路上などのキャンバス。

自然や動物を中心に描き、一つ一つの作品からは住職の思いがぎっしり詰められています。

道に。

道に。
画像元:https://csf.yoka-yoka.jp/e2086358.html

その思いは作品を見る方々にも伝わり、「癒された」「励まされた」「今までの当たり前がいかに特別なことだったのかを改めて感じた」と涙声で話す人もいるほど。

「チョークアートは独学で学んだ」と話す住職ですが、独学とは思えないほどの完成度。もしかしたら独学だからこそ、住職の思いがまっすぐ絵に投影されているのかもしれません。


画像元:https://ameblo.jp/sakurazaka128/entry-12632098746.html

生きていれば辛いこと・苦しいことは誰にでも訪れ、避けては通れませんよね。

苦しみ自体を抜き取ることはできないけれど、和らげることはできる。優しい光が必ずあるよという思いを込めて(描いている)。

画像元:https://ameblo.jp/sakurazaka128/entry-12632098746.html

あえてチョークで描いているのは「形として残らないから」。

誰かの心にしっかり残ればいい、という思いがあるそうです。

コロナ禍で人々の心が沈みがちな今だからこそ、彼のアートを見て勇気づけられる人はどんどん増えています。

九州に行かれるご予定のある方は、路上に描かれたアートを探しながら散策するのも楽しいかもしれませんよ♡

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